子供に絶対音感は必要?絶対音感のメリット、デメリットとは

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絶対音感とは

音楽の才能について語られる時に必ず登場するのが、絶対音感です。
絶対音感とは、いわば「ドがドと聞こえる能力」。
つまり、他の音と比べなくてもその音の高さが分かる能力です。

絶対音感を持つ人は、音の正確な高さを記憶しているので、音を聞くとすぐに何の音か判別できます。
絶対音感がある人にとっては、まるで言葉のように、音がドならド、レならレと言っているように聞こえるのです。

ただし、絶対音感とひとくちに言っても、単音しか聞き取れない人や、和音が聞き取れる人、音の細かい周波数までを聞き分けられる人など、その性質はさまざまです。

絶対音感のメリット

絶対音感を持っていると、やはり音楽をやっていくうえで有利になります。
正しい音感を持っていることで、歌う時に音がズレにくくなりますし、楽器での演奏もやりやすくなるのです。
音楽を覚えやすく、忘れにくくなるという利点もあります。

また、聞いた曲をすぐに把握し再現できるいわゆる「耳コピ」や、楽器のチューニングもお手のものです。
ピアノの調律師や作曲家など、絶対音感が重要になってくる職業もあります。
絶対音感は、音楽を自由自在に扱うことができる能力といえるでしょう。

絶対音感のデメリット

絶対音感を持つ人は、たとえば調律されていないピアノの音のような少しのズレでも、気持ち悪く感じてしまいます。
不協和音や動物の鳴き声、救急車の音、あるいは水滴が落ちる音すら耳障りに感じるのです。

また、ある程度の絶対音感があると、音が言葉のように聞こえてしまい煩わしく思うことも。
たとえば重厚なはずのクラシック音楽が、全てドやレのようなたくさんの言葉で語りかけてくるように聞こえてしまいます。

絶対音感という音楽の才能があるがゆえに、かえって音楽を音楽として楽しめないと悩む人も少なくないのです。

絶対音感の身につけ方

絶対音感は後天的な特質です。
身に付けるには相対感覚が発達する前の3歳~5歳くらいの間に何か楽器を意識的に弾き、音の高さとその音の名前との絶対的な関係を訓練すると、高い確率で身につくようです。

遺伝とは関係なく身につく一方で、7歳前後までに習得しないと身につきにくくなります。
なぜなら、人間の脳がいろいろな能力の基礎を築くには臨界期と呼ばれる一定の時期があり、絶対音感の臨界期は4歳~7歳くらいであるからです。
大人になってから身につくケースもあるようですが、幼少期から訓練することが必須といえるでしょう。

「我が子にはぜひとも絶対音感を身につけさせたい」という人も多いものです。
しかし、絶対音感という能力はメリットばかりではないということも知っておく必要があります。

音楽を純粋に楽しむという観点で、のびのびと音楽に接していくことがよいでしょう。

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