【サイモンズ式分類】子どもの性格形成は親の態度次第?

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子どもの性格というのは、ひとりひとり違うもの。
活発な子もいれば物静かな子もいます。
物怖じしない子もいれば、臆病な子もいますよね。
こうした性格の違いは、どうして出てくるのでしょうか?

子どもの性格を決める要因にはいろいろありますが、中でも影響が大きいと考えられる「親の態度」について、「サイモンズ式分類」という考え方があります。

サイモンズ式分類の4つのパターンとは

サイモンズ式分類とは、アメリカの心理学者サイモンズが「子どもの性格と親の態度の関連性」について分類したものです。
これによると、親が育児をするときの態度というのは、「支配」「服従」「保護」「拒否」の4つの性質に大きく分けられるといいます。

【支配型】
子どもに対し、威圧的に命令したり、強制したりという育児態度です。
支配型の育児をすると、子どもは従順になりますが、一方で親の顔色をうかがい、消極的な態度を取りやすくなります。

【服従型】
支配型とは逆に、親が子どもの顔色をうかがいながら過ごす状態です。
親が子どもの言いなりになって好きなことを好きなだけさせたり、欲しい物をなんでも与えたりという状況。
すると、子どもは人の言うことを聞かず、時に乱暴をするなど自己中心的な性格になります。

【保護型】
これは、いわゆる過保護の状態。
守られて育った子どもは、身を守る方法を上手に身につけられない場合があります。
しかし、保護されて育った子どもは精神的に安定しているという一面もあります。

【拒否型】
保護型とは逆で、親が子どもを無視したり拒否したりする態度です。
拒否され続けた子どもは、不安を感じたり落ち着きがなくなったりという神経質な態度をとるようになります。
また気を引こうとして、乱暴なことや反社会的な行為をしてしまう場合も。

複合型の場合

そして、上記のような親の態度が複合的に組み合わさっているパターンも少なくありません。

【支配+保護】
子どもの世話を焼きすぎて、子どもの自発的な行動機会を奪っているパターンです。
子どもは依存心を持ちやすくなったり、集団になじみにくくなったりします。

【保護+服従】
子どもを甘やかし、なんでもしてあげる状態です。
自己中心的で忍耐力のない、反抗的な性格になりやすくなります。

【服従+拒否】
このパターンは、親に無視されている状態。
子どもは警戒心が強く、神経質で寂しがりな性格になりがちです。

【拒否+支配】
無視されながらも、支配されている窮屈な状況です。
子どもは強情な性格になりやすく、親から逃れようという逃避行動を起こす場合もあります。

親の態度は子どもの性格に影響を与える

上記の態度に当てはまるという場合は、たとえば支配型なら服従型、拒否型なら保護型に、となるように態度を変えていくと良いでしょう。

支配と服従、保護と拒否のバランスがとれている状態が理想的です。
もちろん、親の態度以外にも、環境や本人の意識など、子どもの性格に影響を与えるものはたくさんあります。
ただ、やはり一番身近な存在である親からの影響はやはり大きいもの。
親の態度ひとつが子どもの性格形成に大きな影響を及ぼすということは、覚えておいたほうが良いでしょう。

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