幼児期の遊ばせ方が問題!?「9歳の壁」に悩む子ども達

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9歳頃になると、子ども達は精神的に大転換期を迎えます。
友達、親、先生。
自分を取り巻く他人との関係を意識し、その中の自分の存在を感じるようになります。

そして自分と他人との違いを認識し、人と自分を比較することで挫折を味わうのもこの頃なのです。
この時期を「9歳の壁」と呼びますが、ここを上手に越えてける子と越えられずに苦悩する子が出てきます。
9歳の壁に負けない精神力、学習能力、コミュニケーション能力を身に付けるにはどうしたら良いでしょうか。

幼児期の遊び方を考える

子どもの脳は生まれたと同時にどんどん発達します。
新生児の頃はちょっとした物音に反応し、聴覚を研ぎ澄ましながら脳を発達させます。

ハイハイの時期は、色々な物を口に入れ、手で触り、その感触をしっかり脳で覚えます。
歩くようになると、目線に入るもの全てに興味を示し、視覚で捉えたものを脳が記憶します。

こうして子どもの脳はめまぐるしく発達しながら成長していきます。
そして10歳頃に猛スピードで発達し、それから脳の発達スピードは落ちついていきます。

そのため、小学校低学年までの時期に「如何に五感を使って脳を発達させるか」が子どもの身体能力や思考能力に大きく影響するのです。

手・足を使い、音を感じ、動くものを捉え、風や雨を体で感じる。
幼児期は体中の感覚をしっかり使わせながら遊ぶことがとても重要です。

五感を使って成長した子は難題があっても自分でどうすればいいか考える力を備えています。
しかし五感を十分に使わずに成長してしまうと、思考能力の不足によりどうすればいいか考えることができずに壁を乗り越えられなくなってしまいます。

幼児期に色々な人との触れ合いを持たせる

9歳頃になると友達との遊び方に変化が出てきます。
それまでは誰とでも遊んでいた子どもが、一定の友達とばかり遊ぶようになったりします。
これは心理面が成長してきた証ですが、一方で様々な問題があるのも事実です。

3人のグループで1人だけ仲間外れにする。
仲間外れにされたくないので友達の顔色を伺ったり好かれようと取り入ったりする。
「仲間外れはやめよう!」
と友達にはっきり言えるかどうか。

この様な問題に直面した時、その子がどういう対応をするのかは幼児期の対人コミュニケーションと大きく関係します。

小さい頃から色々な友達と遊んだり、親以外の大人と接したりしている子は自然と人の話を聞く能力や人の立場を考える能力を備えています。
こういう子は他人とどう接すればうまく人間関係が回るかを幼児期から身につけることができます。

しかし、小さい頃から自分を常に受け入れてくれる家族や友達とだけ接してきた子は、何もしなくても自分の思い通りになる世界で生きてきたので、自分から人間関係を保つ方法を知らずに成長します。

こうなると相手の話を的確に聞き取って理解したり、自分の考えを説明することができず、自分勝手になったり、人とのコミュニケーションを取れない子になるのです。

子どもの将来に必要な能力には、思考能力、コミュニケーション能力、発言力、問題回避能力・・・まだまだたくさんあります。

このような能力が備わるかどうかは、幼児期の遊び方に大きく影響してきます。
お子さんの遊び方をじっくり観察し、親としてできることから手を差し伸べてあげましょう。

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