子どもの自制心は成績にも影響する? マシュマロ実験で分かったこと

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日本には「三つ子の魂百まで」ということわざがあります。幼い頃の性格や言動は大きくなっても変わらないという意味のことわざです。
そして、このことは私たちが慣習的に感じているだけでなく、科学的にも正しいということが証明されました。
実験はスタンフォード大学で行われ、50年にも及ぶ長期的な実験で示されています。
この記事ではどういった実験なのか、またそれから導き出された答えをご紹介します。

子どもの自制心は成績にも影響する? マシュマロ実験で分かったこと

【子どもの自制心に関する実験】マシュマロを我慢できるかが将来の成績に影響?

実験の内容は非常に簡単です。
子どもたちの前に一つのマシュマロを置き、子どもを部屋に置いていくのですが、その際に3つのルールを子どもに教えます。
1つ目のルールは、マシュマロはあなたのものであること。
2つ目のルールは、実験者が一度部屋から出て戻ってくるまでの15分間マシュマロを食べてはいけないこと。
3つ目のルールは、子どもがマシュマロを食べなかったらもう一つのマシュマロをもらえること。

では、実際に子どもとマシュマロを部屋に置き去りにした結果はどうだったのでしょうか。
この実験は当時4歳の子ども186人に行われました。
実験者が部屋に戻ってくるまでの間にマシュマロを食べてしまった子どもは約3分の2で、3分の1の子どもは実験者が帰ってくるまで耐えて待っていました。

しかし、この実験はここで終わりではありません。
続いて子どもが22歳に成長した後に追跡調査が行われました。
4歳の時に自制心を持ってマシュマロを食べることを我慢した子どもは、22歳になってもマシュマロを食べてしまったグループよりも自制心を持っていることが示されました。
また、学校の成績もマシュマロを我慢したグループの方が良い成績でした。

さらに、45歳まで追跡調査を続けています。
45歳の段階においてもマシュマロを我慢したグループは、マシュマロを食べてしまったグループよりも自制心があることが示されたのです。

子どもの自制心は成績にも影響する? マシュマロ実験で分かったこと

子どもの自制心を育むには

もし、自分の子どもがマシュマロを食べてしまうグループだったとしても悲観することはありません。性格は大人になってから変えることは難しいですが、子どもの頃は変わりやすく、一度自制心が育まれればそのあとずっと自制心を持ったまま成長してくれることもあります。

では自制心はどのように育めば良いのでしょうか。
子どもの自制心を育てるためには子どもと遊ぶ時のゲームなどにルールを決め、ルールの中で遊ぶようにします。また、ルールを破った場合にはペナルティを与えることも必要です。このようにルールに従うことで、ルールを守るという自制心を育てることができます。

また、子どもは親の背中を見て育つため、親がルールを破っている姿を見ていると子どもはルールを守ってくれません。まずは親が自制心を持った生活を心がけることが大切です。

実験の結果から、子どもの自制心は後々の成長に大きく関わってくるということがわかります。早いうちから子どもの自制心を育てるために、幼児教室に通わせたりしてさまざまな人と接点を持たせたり、家以外の状況に子どもを置いてみるようにしてはいかがでしょうか。

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