【5人に1人が外国にルーツ!?】スウェーデンの幼児教育方法とは?

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福祉国家として知られるスウェーデンは、欧米の中でもいち早く移民政策を取り入れてきました。その結果、人口の5人に1人はスウェーデン以外の国にルーツを持つようになっています。
民族が多様化してなお、国民幸福度が高いスウェーデンの幼児教育とは、どんなものなのでしょうか?

【5人に1人が外国にルーツ!?】スウェーデンの幼児教育方法とは?

スウェーデンのプレスクールと自然教育「ムッレ」

スウェーデンでは1998年に幼稚園と保育園がプレスクールとして一元化され、文部省の管轄となりました。かつてスウェーデンでも日本と同様に、母親が働いている子は保育園、専業主婦の子は幼稚園でしたが、共働きの増加とともに保育園のニーズが高まり、逆に幼稚園のニーズが低下。就学前の幼児はまとめてプレスクールに通う、ということになったのです。

プレスクールの対象年齢は1歳から就学前の6歳まで。多くが年齢混合ですが、小学校に入る前の1年だけは就学前クラスといって6歳児だけのクラスになり、小学校で必要な集団生活のルールを学びます。

スウェーデンのプレスクールの特徴は、国からのカリキュラムの指示が最低限であり、何をやるかはプレスクールに任されているという点です。都市部と地方では環境が異なるため、できることが異なってくることに配慮してあるのです。

またスウェーデンには、国民すべてに豊かな自然を謳歌する権利があるとしており、この権利を謳歌するための自然教育が盛んにおこなわれているのも特徴といえます。
「ムッレ」と呼ばれる森の中での活動を通して、子どもたちは自然との共生を学んでいきます。

【5人に1人が外国にルーツ!?】スウェーデンの幼児教育方法とは?

母国語教育でルーツを尊重

スウェーデンでは人道的な観点から、移民を積極的に受け入れてきた歴史を持ちます。そのため現在では人口の5人に1人がスウェーデン以外の国にルーツを持ち、その国籍は200にも上るといわれています。

そんな外国出身の子どもたちを、いち早くスウェーデンの社会になじませるために取り入れられたのが、母国語教育です。中東出身の子どもにはアラビア語、日本出身の子どもには日本語というように、子どもは母国語を週に1〜3時間程度、自治体が設置した教室で学びます。

「スウェーデンの社会になじむためになぜ母国語を?」と思われるかもしれませんが、母国語は子どものアイデンティティ確立や自尊心に重要な役割を果たすため、母国語を学んだ子の方が、学んでいない子どもより学校での成績が良くなるのです。

またプレスクールでは遊びを通して異文化に接する機会も多く設けられており、母国の言葉が外国出身者とスウェーデン社会を結びつける橋渡しの機能を果たしています。

幼児期は勉強より遊ぶことが大切

スウェーデンの幼児教育は、ドイツの教育学者フレーベルの「遊びは子どもを発達させる最良の手段」という考えに影響を受けているため、勉強よりは遊ぶことに力を入れています。
それも「子どもだけで遊ぶのを先生がただ見守る」というのではなく、子どもの成長段階に応じて必要な遊びを提供する方法が取り入れられているのです。この方法を「ラーニング・スタディ」といい、子どもたちが遊びを通して最大限の学びを受け取れるように、先生たちは常に研究をしています。

幼児教育だけでなく、学校でもスウェーデンは成績より学びのプロセスを重視します。人より良い点を取ることより、課題についてじっくり考えさせることを幼児期から一貫しておこなっているのが、スウェーデンなのです。

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